リモートワークは限界!リモートワークに携わる人たちの実態とは?

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こんばんは
悩みすっきりカウンセラーの山本記大です。

まだ暑い日はつづいていますが、それでも
少しずつ気温が下がって秋晴れを感じるようになってきましたね。

ただ、新型コロナウイルスの連日の報道は去年と比べて相変わらずですね。
政府・地方自治体もまん延防止と緊急事態宣言を発令・延長・解除の繰り返しと外出自粛要請の
パターン化。
報道番組も今日の感染者は〇〇人だの、主要な駅で〇〇%人出が増減したか?の報道ばかり。

さらには政府は、経済界に会社への出勤を控えさせる代わりに
リモートワークを推進して社員たちの会社出勤を70%削減するように繰り返し要請しました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO61928870W0A720C2PE8000/

今回はリモートワークの推進が加速する裏で、会社の業務命令でリモートワークに携わる社員たちの実態に迫ります。

(私服姿でリモートワークに携わる女性社員)

1日の全てが自宅で完結

今や社員・上司たちとの定例会議も、新規営業先との商談も、基本的にはリモートで
PowerPointやExcelなどの画面を開いたり閉じたりしながら行なう風景が見慣れた風景に
なっています。

朝から晩まで、起床も就寝も、食事もお風呂もトイレも全て自宅で完結します。
一人暮らしの場合は、一連の流れにリモート会議やリモート商談以外は誰とも会話しません。
(同棲者や家族がいれば、少しは会話の機会があるかもしれないですが)

自宅で全てが完結するので、誰かと会うわけでもなく身だしなみも意識しなくなります
髭剃りはもちろん、髪ボサボサの状態で仕事に携わる人もいるかもしれないですね。
まぁ、会社の立場としては業務を間違いなく粛々と遂行してくれればそれでいいでしょうから、
会社の定例会議や緊急を要する会議が開かれる時以外は、上下はジャージという方もいます。
上下ジャージである以上、いちいち服を着替えることが面倒くさいということで、
昼食や夕食や『Uber eats』や『飲食店のデリバリーアプリ』を使って注文と言う形が多くなっています。

自宅で気軽に注文、そして食費と体重増加へ

デリバリーアプリは便利な反面、『〇〇円以上ご注文されると、送料無料』という特典を意識するあまり、
必要以上に購入することになって1食で軽く2,000円を超える食費がかかってしまった実例もあります。
コロナ前は自炊を心がけて1ヶ月の食費を30,000円以内に収まるように計算していたのに、
デリバリーを使うようになってから1ヶ月の食費が8~9万円に達する人もいます。

そうなると、便利さや楽さを求めるうちに、余計なお肉(ぜい肉)が付いてくる人もいることでしょう。
こんな方もいます。
ある時、会社に直接出勤しないといけない日がありました。
久しぶりにスーツを着用すると窮屈感を感じたので、久しぶりに体重計に乗ると10㎏太っていた人がいます。しかも、会社に着く前にスーツの股の部分が破れてしまうという社会人として恥ずかしい体験をした方もいます。

1日同じ姿勢で姿勢が悪くなる

リモートワークでノートパソコンで1日同じ姿勢を取っています。
ノートパソコンを使って仕事をしていると、いつの間にか前かがみになって猫背になってしまいます。
これによって首を始め、体の一部分に負担が集中します。
これはスマートフォンでも同じことが言えます。
その結果、体のあちこちがコリやすい・痛むという状態になります。
体の痛みやコリは薬局や整形外科で処方箋や湿布をもらえば何とかなるものではありません。

『とりあえず痛みやコリがなくなれば…』という考え方があります。
それはその場しのぎの応急処置でしかありません。
薬を服用し続けると、体は薬の効果に慣れます。そうすると、効果を実感できなくなって効果の強い薬を
欲しがるようになります。
『毒にも薬にもならぬ』という言葉があるように、
薬の効果が強いということは、それだけ薬の副作用が出やすくなったり、副作用の度合いも強くなるということです。

現代的な働き方の裏に潜む『うつ病』

それだけではありません。
政府からの度重なる要請によって、会社も感染対策の一環として社員の出勤を控えさせて
リモートワークに切り替えるように対策を練りました。
メディアでもリモートワークを推奨する企業のことを
『社員の感染対策を考えながら社内改革を成功させた最先端を行く企業』と持ち上げました。

経営者自身や社員の安心安全のためにコロナウイルスの感染対策を講じることは必要でしょう。
直接リアルで接触しなければ感染リスクは下がることは可能かもしれません。
ただし、感染対策にエネルギーを費やすあまり、リモートワークを推進することで生まれる弊害については
注目されていないように感じます。
それはリモートワークが『うつ病』を発症するきっかけになっていないか?ということです。

リモートワークが『うつ病』を発症させる原因?

うつ病で悩んでいる人は100万人いると言われています。もはや国民病です。
リモートワークが『うつ病』になる原因をいくつかご紹介します。

うつ病になる原因は、脳からセロトニン・ドーパミンの分泌が不足してしまうこととされています。
セロトニンとは、簡単に言うと『精神的安定に必要なホルモン』です。
ドーパミンとは、『人生で楽しさや面白さを実感できるホルモン』です。
日常生活では、楽しみや安心感も実感しにくくなります。
不安や焦り、イライラ、つまらなさ、味気なさを感じやすくなります。

これらは、
1.毎朝の朝日を浴びること

2.ハグをはじめ、人が肌と肌で約30秒間密着すること

3.人と関わってコミュニケーションを取って、会話や趣味を楽しんだり和んだりする

4.精神科などで抗うつ剤を処方してもらい服用(これは最終手段です)

などを行なうと効果がある挙げられます。

リモートワークでは、パソコンを使って会社から出された業務命令を間違いなく粛々と成果をあげれば
特に生活について干渉されないです。
昼夜逆転生活していても、リモート上での定例会議に遅刻することがなければ特に生活状態について
知られることはありません。
10日に一度くらい出勤することもあるでしょうが、人との直接の接触頻度が減ります。

日本では、コロナワクチン接種が始まれば、今までのように外出できるようになるという期待が
去年2020年はありました。
実際には今年2021年3月頃からご年配の方から順番に接種が始まって、
今や日本国民全体の60%以上(9/9の17:00段階)が接種しても『新型コロナウイルス騒動終息』の
兆しが見えてきません。
今も
〇まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の発令・延長・解除の繰り返し
〇政府や地方自治体による度重なる外出自粛要請
〇毎日『本日の感染者〇〇人』と不安感を煽るかのような新型コロナウイルス報道

が、今も起きています。

私たちに必要なのは、コロナウイルス感染に気を付けながら
適度に外出して運動したり、人と直接コミュニケーションを取って会話や趣味を楽しんだりすることです。
人は自分の心がけ次第で心を満たすこと・相手からの承認によって心を満たすことの両方が必要です。

リモートワークで自宅で起床から就寝まで自己完結できるからといって、閉じこもってばかりだと
心も廃れて肉体も衰えます。

自分の心と体は、自分で守って人生を満ち足りたものにしましょう。

私は、医師免許は持っておりませんので医療行為はしておりません。
現段階で心療内科を受診している場合は、主治医に相談されたうえで相談に来られることをお勧めします