スマホ・ipad・PCによって将来的に起こる影響とは?

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こんばんは
悩みすっきりカウンセラーの山本記大です。

歌手のMISIA氏による国歌斉唱『君が代』は感動的でした!
また、東京オリンピックでは相次いでメダルを受賞したり、あるいは注目されていた選手が予選敗退したりと波乱のオリンピックですね。

たぶん皆さんもスマホやPCを使って繰り返し動画を視聴している方もいるのではないでしょうか?
今日は起きてから寝るまで手から離せないレベルまでに浸透しているスマホやPCについて書きます。




この記事を書くきっかけ

私には以前から気になっていたことがあります。
それは『スマホやPCの操作をしながら人の話を聞く人が多いこと』です。
ここでは上の文章のように聞くという字も、あえて『聞く』にしました。

そのような風景を毎日どこでも目の当たりにしている私としては、
『そのような対応で、本当に人の話を聴くことができるのだろうか?』
と思っていました。

少なくとも私は相手が話しかけてきたら作業を止めます。
そして相手の話を聴くことに集中します。
どうしても聴くことが難しいと判断する場合は、
『あと〇分待ってもらうことは可能でしょうか?』と相手に尋ねます。
そういう私なので、このような対応する人のことは不思議でした。

スマホ・iPad・PCによって将来的に起こる影響とは?

ここからが本題です。
スマホ・iPad・PCによって将来的に起こる影響とは、どのような影響があるのでしょうか?

先ほどのスマホ・iPad・PCを操作しながら人の話を聴くことは
他人への興味関心・共感する能力が低下する』が考えられます。
何故ならば、その人物の意識は目の前にいる相手よりスマホ・iPad・PCの方が興味関心が
向いてしまっているからです。
それだけではありません。
相手の話を聴きながら私たちは無意識にその相手方の心情・感情をくみ取って理解しようとしています。
日常生活で自然に反射的にやってきた能力が低下してしまうのです。


他人への興味関心・共感する能力の起源

この能力の起源は、太古の時代に動物を狩猟していた時代まで、さかのぼります。

男性の場合は、集団で動物を狩猟するために言葉言語能力や狩猟仲間の感情や、そこから次はどのように行動するか?あるいは動物は次はどのような動きに出るのか?の未来予測能力を身につけました。

女性の場合は、洞穴の中で子供と一緒に暮らして夫の留守の間子育てと子守をしていました。
ここから子供を守り育てる母性、子育てするための言語能力、共感能力を身につけていきました。

そして人間という生き物として避けては通れない男女関係とその後の共同生活においても、
相手の感情・心情を人間関係から理解してくみ取って共感する能力は不可欠でした。

 

スマホ・iPad・PCによって、他人への興味関心・共感する能力が低下すると、どうなるか?

それは、他人への思いやり・優しさ・愛情・自身の感情表現能力が低下してしまうことでもあります。
その分、円滑な人間関係を作って生活を営むことが難しくなってしまいます。
将来的には、人間関係を作ることがめんどくさい、興味ない、自己表現ができない、お互いのことを深く
理解しあうことのできない人たちが増えて、冷たく厳しく殺伐として鬱屈とした社会や家庭に変わっていくのでは?考えられます。

そうはいっても私たち人間は、他人から承認されたいという欲求は持っているので他人との人間関係を絶つことはできません。
しかし、一人一人は自己表現が苦手なので他人と上手く意思疎通ができずに理解してもらえることなく、
人知れず孤独感・自己無価値感・劣等感を募らせていく
とされます。

ここで興味深いと感じた話があるので紹介します。
それは、ITの世界的先駆者として名高い『故・スティーブ・ジョブズ氏』と『ビル・ゲイツ氏』は子供の教育のついては、IT機器をある年齢まで操作することを許可しなかったとされることです。

ITを推進してきた先駆者の家庭では、何故かITやデジタルとは縁のない教育を施してきたという事実は
意外です。
おそらく、両氏はスマホ・iPad・PCによって将来的に起こる影響について早い段階で気づいて家庭の中で
対策を打っていたのでょう。

そうとも知らずに新型コロナウイルスの世界的蔓延に伴って人々はマスク着用しながら生活を今も続けています。マスクも相手の表情がほとんど隠れているので、無意識のうちに感情表現も疎かになります。
そうすると時間をかけてお互いに感情表現が疎かになり、くみ取って共感・理解することも低下して
いきます。

それに追い打ちかけるように、スマホ・iPad・PCの普及と使用頻度の増大によって
『他人への興味関心・共感する能力』が低下していくのです。


(この写真は、スマホに夢中でどんな時もスマホは離しませんという例えです^^)

しかも大人たちは、在宅勤務とリモートワークが推進している会社が増えています。経済産業省としても
リモートワークをはじめデジタル対策を推進する会社には審査した上で補助金を支給する政策を展開しています。
大人たちも決して例外ではありません。
冷たく殺伐とした人間関係になるばかりか、人間と言う生き物としての男女関係すら影響を与えるので、
今後の日本における人口問題も心配になります。

 

どのように対策を練ればいいのか?

それは手頃なことから可能です。
1日の中でスマホ・iPad・PCのようなIT機器を操作しない時間を設ける

感染対策した上で外出して自然環境と楽しく触れ合う時間を作る

他人と楽しく食事したり、コミュニケーションを取る時間や機会を作る

ビル・ゲイツ氏のように、子供が一定の年齢になるまではスマホ・iPad・PCのようなIT機器を操作することを認めないことの賛否は別として、ここからでも、対策は可能ではないしょうか?

より良い人間関係・会社内の人間関係の悩みやより幸せな生き方を見つけたい方は、
私にお問い合わせください。

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