目次
こんにちは
悩みすっきりカウンセラーの山本記大です。
年末で忙しいかと思いますが、どのような気持ちでお過ごしでしょうか?
喫茶店で仕事をしていると、
別の席でお話していたある男性の話が気になりました。
今日はそのお話を書きます。
好きで付き合ってみたら…
普段は人の会話は気にしないで仕事をしていることが多いのですが、
会話の内容が問題が含まれているのでついつい聞き耳を立ててしまいました。
ある男性A氏のお話によると、
『彼女と交際して6ヶ月になるけれども、彼女の束縛が厳しくて自宅に帰らせてくれない。
もう5日も自宅でゆっくり過ごしていない。服を取りに行くだけしかできない』
というお話でした。
さらにA氏は
『本当は彼女と離れて自宅でゆっくり過ごしたいのだけどね。でも怒ると怖いからさ。
家事は一通りできる人なんだよね。この間なんか会社内で女性社員といい関係にならないように
首にキスマーク💋をつけられてしまったよ』
と言っていました。
話を聴いていた周りの友人たちは
『それだったら同棲すればいいのに。家事をやってくれるなんていいじゃないか』
と面白がっていました。
そこじゃないですよ^^
彼女の問題点
彼女の問題点は
『なぜ彼氏が自宅に帰ることを許そうとしないのか?』です。
それは、『自分に自信がなくて、自分みたいな魅力・価値のない人間はいつか捨てられるかも知れない』
と思っていることです。
自分への自信のなさ・後ろめたさが彼氏を束縛して何とかして繋ぎとめようとするのです。
実際のところ今の彼氏に告白されて交際に至ったわけですから、
告白してもらえて交際スタートできるだけの魅力が彼女にはあるのです。
しかし、彼女は自分の魅力を魅力として受け取れないのです。
だからこそ、
『自分みたいな魅力や価値のない人間はいつか捨てられるかもしれない』
『もしかしたら、いつか嫌われるかもしれない』という
劣等感・コンプレックスに支配されて彼氏の生活までも束縛して支配しようとしているのです。
当然、生活を束縛・支配されるようになれば、相手の彼氏は束縛・支配から逃れようとします。
『追えば追うほど、逃げたくなる』ものです。
彼氏の問題点
一方で彼氏にも問題点があります。
それは『家に帰らせてほしい。少しは自宅で自分の時間が欲しい』
と相手にわかるように意思表示をせずに彼女の機嫌を伺っていることです。
交際している彼女は怒ると、よほど怖い方なのでしょうか?
『意思表示をせずに彼女の機嫌を伺い続ける優柔不断さ』が問題です。
私たちは、本当に束縛や支配が嫌ならば、すぐにもその場を離れようとします。
そうでもしないと自分の身を守ることができないからです。
にもかかわらず、彼氏は不満を持ちながらも現状に甘んじている状態です。
その優柔不断さこそ、この問題を長引かせる原因の1つになっています。
本当は彼女の束縛に不満を持っていながらも、何もしていないのは何故でしょうか?
優柔不断さを作り上げているものは、彼氏の場合も自分に自信がないのです。
『こんなことを切り出したら、怒られて捨てられるかもしれない』
『もしかしたら、いつか嫌われるかもしれない』
と思い込んでいるということです。
よくよく考えたら、彼氏も彼女もお互いに自信がなかったのですね。
彼氏の場合も同じように告白した結果、交際に至ったわけですから
彼氏も人間性・魅力は持っているのに。
もったいない話です。
これからクリスマスをどのように過ごすのでしょうか?
本当の意味で絆の強いカップルになるためには?
お互いに言えることは、
『自分たちの魅力を知って・わかって・受け入れて・褒める』ことに尽きます。
問題は何か?
何故そのようなことをやってしまうのか?の心理を知ることから
始めていきましょう。
そしてカップルなわけですから、
お互い『好きだよ』と言い合って絆を確かめることが素敵な時間を過ごすには
必要かもしれないですね。
素敵なデートができることを祈ります。