みなさん
こんにちは

悩みすっきりカウンセラーの山本記大です。
GWはいかがお過ごしでしたか？
僕は数年ぶりに体調不良でした。
体調不良になった原因は、今日話題に挙げる方と一緒です（苦笑）

それでは本題に入っていきましょう。

バリバリ働く彼女の過去から現在まで

僕自身、体調不良になるまではオーバーワーク（働きすぎ）でした。
何か手をつけて働いていないと、生活やら仕事の評判が下がるのではないか？と不安でした。
だからこそ働くことに必要以上にこだわっていました。

そして今回話題に出てくる人物（Ａ氏）も、
体調不良が原因で以前のように働けなくなってしまうまでは、
向上心があって仕事ができるばかりか面倒見もよくて人望のある方でした。

※この女性のように容姿端麗で、男性からも食事のお誘いもあったとか＾＾

このＡ氏は携わる仕事と相性が良かったのか、仕事のコツもつかんで
周囲から一目置かれるほどの成果を上げるようになっていきました。

そうなると、仕事がもっと楽しく感じるようになってきてお酒の場でも
仕事について熱く語るほどになっていたと話してくれました。

しかし、彼女には私生活がありませんでした。

仕事のことしか頭になくて、交際していた彼氏とのデートも満足できない状態でした。

ここから少しずつ暗雲が立ち込めてきます。

仕事に熱中しすぎて彼氏との関係が溝ができて険悪になることが増えてきたのです。
そうなると、彼氏を厄介者扱いするように避けるようになり、ますます仕事に没頭します。

彼女にある心の変化が訪れます。
楽しいと思っていたはずの仕事が『楽しく感じなくなってきた』のです。
まるで何かに追われて追い詰められるような焦りに襲われるようになってきたのです。
ここから体調不良を訴えるようになり、仕事を続けることが困難になって休職から退職へと
なし崩し的にキャリアステップに狂いが生じるようになってきました。

最終的に、体調不良に悩まされて発熱や喘息が今も続いています。
幸い、一時期険悪になっていた交際相手が理解してくれたお陰で、
彼氏の支えと理解もあって同棲することで彼氏が生活を支えています。

彼女であるA氏自身も今も体調不良に悩みながらも、
もともと仕事が好きなことと、彼氏だけに負担をかけたくない気持ちもあって
彼女は現在、週3回数時間だけでも雇ってもらえるアルバイトを始めています。

バリバリ働く彼女に隠れた心理とは？

彼女のような向上心のあるタイプにありがちなのが、

『病気になるまで休めない』『病気になることで、やっと休める』
心理が隠れています。

本来私たちは生きていくためには
食事・運動・睡眠そして休養が肉体・命を守るためには必要です。

幼い子が無我夢中で遊んで疲れて食事もせずに眠ることはあります。
しかし、大人には理性があるので、どこで切り上げたら良いのか？は
人生経験の中で自然に身につけていきます。

しかし彼女のように、本来自然に出来るはずの行動ができないのです。
行動できない原因が、心理にあります。

彼女はおそらく、
無理をしてでも周囲から認めてもらいたい気持ちが強いのです。

そこまでしてでも認めてもらえることで
自分の居場所・存在（その居場所にいても大丈夫かどうか？）を
絶えず確認しないと気が済まない心理があるのです。

そうでもしないと
〇貴方なんか、いらない人と言われる
〇貴方はいてもいなくてもどちらでもいいと思われる

そういう思いこみ・強迫観念が隠れています。
要は心の底では自分に自信がなくて、他人からの評価に依存しているのです。

または、そこまでしないと生活・命が危なくなるという危機感があるのかも知れません。

では、どのようにすればいいのか？

それは、自分の『生きたい』という安心安全の欲求を知って確かめることです。

どんなに苦難に悩んでいて、理由があって解雇されたり、事業が立ちゆかなくなって
倒産の憂き目にあっても命を絶たない限りは、みなさん生きています。

僕も幾度もこの仕事で危機がありました。
売上がなくてコンビニのおにぎり１個買うことも悩むほどでした。
それでも何とかして今日まで生きています。

私たちの『生きたい』という欲求は思った以上に強いのです。
自分で命を絶ったり、誰に〇〇されない限りは、やり直しはできます。

それだけでも自分にはまだまだ知らなかった底知れぬ力・エネルギーを持っていることから知って理解して心で受け取るだけでも自信が湧いてきます。何とたくましいことか！

当たり前は、当たり前ではないのです。
１つの考え方・感じ方などが時間をかけて習慣になったから、当たり前になったのです。
身の周りのことすべて、人生をより良いものにしていくための尊い材料です。