うつ状態と食べものは関係アリ⁉ 心の不調はアレのせい?

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ここ最近になって急に過ごしやすい季節になりましたね。
朝晩は肌寒いと感じる人もいるのではないでしょうか?

そうなると、食欲の秋で美味しいもの食べたくなりますね。
今回は食欲の秋に関連して、食べものと心の関係について書いていきます。

うつ状態とは?

世間一般で言われている『うつ』は本来、病気のことではありません。うつ状態です。
『憂うつ』をイメージすると理解しやすいかと思います。
こちらは、気持ちが盛り上がらないとか、やる気が出ない、くよくよするといった感情です。
ですので、薬は必要ないですし、一生かけて落ち込んでくよくよすることはないです。
仕事や学校でつらいこと、苦しいことがあっても時間とともに、
気持ちに整理をつけることができます。

10年以上にTVで取り上げられていた『新型うつ』とか『現代型うつ』は仕事ではやる気ないのに、
それ以外では活発に楽しんでいるなんて言われていました。
しかもSNSでその時の写真を投稿して身バレするという滑稽な結果もセットでした。
こちらも、病気とはいえないです。
仕事に対して目的や目標、従事している仕事に意味や価値を見つけられていないのです。
意味や価値を見つけられないのでしたら、今やっていることは雑用と同じだと思っているのです。

本当に『うつ』の方は、傾向として1人で日常生活もままならず、最低限の家事や衣食住すら影響が出ています。もうこの地点で世間一般のイメージと現実がズレています。

うつ状態と食べものの関係とは?

落ち込みやすかったりする人と、そうではない人の違いはあるのでしょうか?
親の遺伝?過去の経験やトラウマ?その影響もあります。
心に影響を与える、もう1つ大事なもの、それは『甘いもの』です。

最新の研究でも明らかになって一部の食品メーカーが注目しているほどで、
食べものの影響は無視できないのです。

甘いものを食べると、小腸の短鎖脂肪酸が減って腸内環境が悪くなるのです。
短鎖脂肪酸には、心を落ち着かせる精神安定と関係あります。
逆に、食物繊維を摂ると短鎖脂肪酸が増えるとされます。
甘いものを食べる人は、精神的不安定になりやすくなるのです。

甘いものに目がない人からすると、『えっ?』な話でしょう。
『甘いもの食べると、心が癒されて幸せを感じられるのに』と思う方もいるでしょう。
本当は違うのです。既に洗脳されているのです。

確かに、甘いものを食べると脳からドーパミン、快楽報酬系が一時的に分泌されます。
でも一時だけ満たされる代わりに、腸内環境が悪くなって精神的不安定になりやすくなります。
そしてまた、甘いものが欲しくなるというスパイラルが完成するのです。

甘いものたべる⇒腸内環境悪くなる⇒精神的不安定に⇒甘いもの欲しくなる⇒甘いもの・・・

そういう方に限って言うのです。『甘いもの食べられないなんてあり得ない』と。
そして健康を損ねて初めて『こんなことになるなんて…だったら初めから気をつければ…』

これからの時代は、できる限り病気にならないようにする。
良いものをたくさん食べることより、良くないものは自分から食べない。

健康はお金かけなくても、良くないものを自分から食べなければお金かからずに済む。
良いものを食べようとするから、お金と労力がかかって面倒くさくなるのです。
良くないものを食べなければ労力が無くても自然に節約もできます。手間もないです。

僕のところに相談に来ていただけることは新たな気づきと出逢いがあって嬉しいですが、
健康になるためには、余計なものを食べないことが必要かも知れないですね。