今日の夕方、突然腹痛と吹き出すかのような発汗で居ても立ってもいられない状態でした。
何度も下痢でトイレに入って籠るし、
やけどしたかのような火照りとスーパー銭湯でサウナに入ったような発汗が止まりませんでした。
今は、腹痛と下痢の症状が落ち着いている状態です。
今回は、その時の対応と気づいたことを緊急で書きます。
ここで書くことは、過去に祖母に教えてもらったこと、実際に医師が推奨している部分もあります
ので、1つの事例として参考になればと思います。
きっかけを思い出すとお昼頃、なんかお腹にチクッと針で一瞬刺されたかのような感覚がありました。
その痛みは2分くらいで収まって普通に昼食を摂ったのですが、夕方になってから
突然腹痛と下痢、吹き出すような発汗が起こりました。
それから何度もトイレに籠るし、寝ててもすぐに起き上がってトイレに行きたくなる状態でした。
そのとき、昔、祖母から腹痛の時に教えてもらったことを思い出しました。
『お腹が痛いときは、お腹を冷やさないようにタオルや布団でお腹を温めなさい』
タオルを取り出して、お腹を覆って冷やさないようにしながら、腹痛と排泄が続きます。
それから2時間くらいして、ピタッと症状が落ち着いたのです。
『お腹が痛いときは、お腹を冷やさないようにタオルや布団でお腹を温めなさい』
これは本当に効果があるのでしょうか?
調べてみると、お腹が冷えることで腸のはたらきが悪くなってしまうことがあり、
逆に温めることで、はたらきを元に戻して血行が良くなるのです。
昔の人は、経験則でこのような対処法を編み出していたのですね。
さらに下痢の時に意識して対応しないと大変なことになる場合があります。
それは『脱水症状』です。
下痢と腹痛の時に食事はできないですし、とてもそんな気持ちにもならないですが、
水とミネラル豊富な天然塩が欠かせないです。
塩と聞くと、よくあるのが食卓塩(例として、〇の素の塩)を思い浮かべる人がいますが、
あれは、天然塩ではないです。
天然塩を精製して、さらに化学調味料をブレンドしたものです。
うま味をプラスアルファする目的ならそれでいいでしょうが、ミネラルは残念ながらほぼナトリウム
しか含まれていないので、脱水症状対策としては不適格です。
ミネラルは、ナトリウムだけでなくカルシウム・マグネシウム・カリウムなどもあります。
だからこそ余談として、間違った対応をするので夏に熱中症になる方がいるのです。
スーパーで塩コーナーに行って表示を見ると『なるほど~』と思います。
天然塩と水分の補給で様子を見て、悪化してしまった胃腸を休めます。
時間をかけて胃腸を休めて食欲が湧いてきたら、油っこいもの・甘いものを避けながら
消化のいいものを選んで食べるようにすれば、自然に回復していきます。
ここでやってはいけないものが、もう1つ。『下痢止めを飲むこと』です。
せっかく、何らかの形で取り込んでしまった細菌やウイルスを体外に排泄しようとするのに、
下痢止めで止めたら、排泄ができずに体内に細菌やウイルスが居座ってしまいます。
そうなると、症状がさらに進行・悪化する可能性があります。
今回の腹痛と下痢、発汗で気づいたことがあります。
西洋医学のお世話になるタイミングがいつであるか?です。
しばしば世間やネットで見られる意識高い系の方たちが
『西洋医学、平均的な病院の治療は対症療法だから良くない』と言います。
まず、西洋医学の特徴は、救急治療の方面が得意です。
症状が重症化して入院や手術が必要な時です。
僕の場合は、幸い入院や手術が多分必要な状態ではないかと思います。
この特徴を考えもいないで、西洋医学=悪と一刀両断してしまう必要はないと思います。
理想は何も症状がないことです。
しかし症状があるからこそ、体が危険を知らせてくれるのです。
ある意味、生きている証でもあります。無かったら重症化するまで気づかないかも知れません。
そうした危険を忙しさを理由にして見過ごして、大変な目に遭うのでしょうか?
そして痛みや苦しみ・悲しみ、悩みがあるから自らの生き方や考え方を振り返って
人や物、自分をも大切にして労わろうとするきっかけになるのではないでしょうか?
不安なのは、行動が足りないから。
不安なのは、その方面に知識がなくて対応・相談の仕方を知らないから。
こんな教訓を今回得ることができました。ありがとうございます。