食事から、心と体は作られる?徳川家康が実践した健康長寿法?

2024年も半年が過ぎ、後半に突入しました。
これから暑くなるので、食事で夏野菜を意識して摂りながら水分補給していきましょう。
今では好きなものを食べようと思えば、いつでも食べることができますが、実は季節に合った食べ物があるのです。これをよく知り、実践していたのが徳川家康といわれています。

ある時、同盟相手から使者がやってきて桃を献上してくれました。
それを受け取った家康は、家臣たちに桃を分け与えたところ、喜んで受け取りました。
でも家康自身は桃を食べなかったのです。
その理由が、
今はもう晩秋である。桃が旬の季節(今の暦で言うなら7月頃)を過ぎているから桃を食べぬ』ということでした。

戦国時代は、度々飢饉が起きて食糧が不足がちでした。合戦が起きていたのも、食糧をめぐる争いが原因だったともいわれます。その中で限られた食糧で効果的に栄養を摂取することは、生命を守る生存戦略だったのです。名将・宇喜多直家はあまりに食糧がないものだから、家臣たちと数日おきに絶食していたこともありました。

食事の味は二の次、とにかく栄養補給が第一であり、生命を守るために何を食べればいいのか?
何を控えた方がいいのか?を実践していた姿には脱帽です。
現代でも、大谷翔平選手は『食事は栄養補給』の考えを持っており、自分で食事について研究・実践して肉体づくりに励んでいると言います。しかも食事について気になったことを信頼している栄養士の方に踏み込んだ質問をするとされます。もはや専門家に近いレベルですね。

私たちの脳・体・心は、食事から作られているわけです。
体が悪くなるということは、悪くなってしまうなりの食事習慣があるのかもしれない
ですね。
病は気からならぬ、病は食事からなのでしょうね。食事が人生を左右するかも知れない、僕も意識して続けていきます。