魚釣りのエピソードから考える、病気や問題の向き合い方

悩みすっきりカウンセラーの山本記大です。

ここしばらく、呼吸の息苦しさや胸の苦しみ・つっかえがあって病院で調べてもらったところ、
赤血球が一般の成人男性と比べて大きすぎることによって酸素不足・貧血が起きていると診断されました。
実感している症状と診断が合っていたわけです。
現在は、回復に向けて療養しています。

このような状態のときに、ある先輩経営者の話に出会いました。
『山本さん。何で魚釣りで船酔いすると思う?それは船の揺れを考えずに足腰踏ん張って自分で
バランスを取ろうとするからだよ。船や海水の流れに身を任せれば、船酔いはしないよ』と
教えてもらいました。
なるほど~ 自分の力ではなく自然に任せることも大切なのだなと感心しました。

今までの僕は生活や仕事において、自分でバランスを取ろうとしてきました。
バランスを取ることが全てであるかのように思い込んでいました。

その考えは、全体から見れば1つの考えに過ぎないと考えるようになりました。
僕の仕事で言えば、
〇心・感情をどのように自分でバランスを取っていくか?
〇どのように自分で心の不調を予防していくか?

を企画・提案し続けてきました。
今回の体の不調も、まだ気づききれていない部分もありながら自分自身の心の持ちよう・状態も
影響しているでしょう。

本当はそれだけではなく、そもそもの話、人間は心・肉体・脳があって、
心・肉体・脳を作っているものは、食べもの・飲みもの・吸っている空気もあると思います。
貧血による酸素不足・胸の苦しみも心で解決できることもあれば、栄養管理によって解決できる
可能性があることに僕自身が体験を通して気づく必要があるのでは?と思うのです・

現在の日本の医療は、症状を抑えたりする西洋的な対症療法が中心です。
対症療法では、一時的に症状が和らいでも再発する可能性は残されたままです。
根本からの治療が、どの程度実施されているのでしょうか?
僕自身も心の不調を予防するための企画の実施も、再発することのないよう
根本からの問題にどの程度対応できているか?について考える期間に差しかかっていると感じています。

こうした意味で、体の不調も次に向けた課題と思えば、やることをやりながらも
船の上で魚釣りするように、流れに身を任せることもいいなと、思います。