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梅雨明けしてから、連日のように気温35℃が続いています。
外回りの方、屋外で作業される方、工場内で作業される方、あるいは部活動に励んでいる学生には、特に苦しい時期かと思います。
そして、そんな人々にとって重宝されるのが、『スポーツドリンク』ですね。
スポーツドリンクは甘くて、おいしくて、つい一気飲みしたくなるものです。
ただし、スポーツドリンクには、命の危機に陥る可能性があるので注意が必要です。
今日は、そのことについて記事にしていきます。
スポーツドリンクが命の危機に?⚠
特定のメーカーや商品問わず、スポーツドリンクには大量のブドウ糖・化学的に調合された糖分が
含まれています。確かに熱中症にならないためには、糖分を食事や水分補給で摂る必要があります。
問題は、その糖分の量が大量であることです。
しかも、暑い日にコンビニとかでキンキンに冷えているドリンクを買って飲むことで、一度に
大量に飲むと、血糖値がとんでもなく上がります。急に上がった血糖値を何とか下げないといけない
ので、短時間で大量のインスリンを分泌する膵臓がダメージを受けてしまいます。
膵臓のダメージが深刻になってインスリンが分泌できなくなると、
いよいよ『糖尿病』になってしまいます。糖尿病は一生もの、糖尿病患者の生活は大変です。
スポーツドリンクで歯がボロボロ⁉
また大量の糖分を摂ることは、歯にも影響があります。
口の中は酸化するので、歯を溶かしてしまいます。
普通の食事であれば、30分くらいで口の中を中性に戻して歯を守るために唾液が分泌されます。
しかし暑い日は、つい一度に大量にスポーツドリンクを飲みたくなるものです。
しかも一度だけではなく何度も飲むでしょうから、その度に口の中が酸化して歯がダメージを受けて
しまいます。
実際、スポーツドリンクを大量に飲み続けた結果、虫歯になってしまったケースがあります。
健康な歯があるからこそ、食べものをおいしく楽しく頂くことができます。
食事をおいしく楽しく頂くことができなくなった生活は、不自由で楽しみの少ないものでしょう。
熱中症対策は、どのようにしていくか?
スポーツドリンクに頼らなくてもいい方法があります。
それは、ごはん、みそ汁、ミネラルが含まれた海塩(自然塩)と水を摂るのです。
ごはんと言っても、できる限り玄米や雑穀米を摂ること、みそ汁も減塩ではないもの、
塩は、一般的な食卓塩ではなくミネラルが含まれた海塩が理想です。
水分補給もとりあえず、塩分(食卓塩の場合は、ほぼナトリウムだけ)・糖分だけ
補給できればいいというのは、安易で危ない考えです。
汗のかき方が下手な人は、汗と一緒に塩分・糖分・ミネラルが大量に排出されてしまうので、
こちらは、エスカレーターを普段使うところを、意図的に階段を使ってみるなど、
適度に運動して上手に汗をかく体質へと見直すことが求められる場合もあります。
こうやって見ていくと、意外にも日常で少し意識すれば何とか夏を乗り越えられることが
できるかと思います。
最後にですが、最近仕事に対する考えも゙少し変わりまして、心の健康は実は日常の食事や生活の影響もあるのではないか?と考えるようになりました。
心の健康だけではなく、健康でイキイキと生きられる、そんな満ち足りた人生について考えていきます。