会社で居場所がないと感じてしまう心理と居場所を見つける方法!

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『居場所?そんなの考えたこともないしあるの?居場所なんて』『居場所は自分で見つけるものだと言われても無いものは無いよ』『あなたがそこにいてくれるだけで嬉しいよとか言うけど、本当に心から思ってるの?』『どうせ周りに人がいるから人気取りの受け狙いで上手いこと言ってるだけじゃないの?』などなど…

これは実際に僕自身がある時期まで心の中でそう思い続けてきたことです。そして居場所がないと思い込んでしまう心理があることを知っていても会社なんて誰がいても同じことでしょ。この会社には居場所なんてあるようで無いよと深みにハマっていくことで会社の退職騒ぎに発展したこともありました。

後で書きますが、会社だけに留まらず『居場所がないと感じてしまう心理』が社会に与える影響は皆さんの想像する以上に大きいことも理解できます。

『居場所』と一言で言っても会社や職場だけが居場所というわけではわけではありません。学校、アルバイト、習い事や専門知識などを習う勉強会・研修会、同じ業界同士の集まりや会合・例会、LINEやFacebook・Instagram、ネット掲示板のようなSNS…これら全て居場所と言えます。

今日はタイトルの『会社で居場所…方法!』だけにこだわらず、私たち(学生・会社員・経営者問わず)の誰もが陥りやすい心理であることを紐解きながら解決方法まで書いていきます^^

会社で居場所がないと感じてしまう心理

結論から言うと、会社で居場所がないと感じてしまう心理は『行き過ぎた比較・競争原理』から来ています。

他の心理学者も心理カウンセラーさんも、人材育成に携わる人材育成会社やそこに勤める研修講師も意外に『〇〇という条件を満たしていない自分はここにいてはいけないと思っているから』や『自信がないから』と考えが一致しています。僕もその考えに賛成です。

では

何故『条件を満たしていない自分はここにいてはいけない』と思い込んでしまうのか?

何故『自信がないのか?』とか『自分の魅力・長所・可能性を見つけられない』のか?

それらの根本的原因から語る方々はまずおりません。

私たちははるか大昔から『今よりもっと豊かになりたい!』という快楽や願いごとや願望を実現させる能力、理性を使って農耕や文化文明が生まれ、貨幣が生まれ、産業革命が起こって今日に至りました。快楽や願望を実現させて手に入れるためには『理性』という具体的に何かを形にする能力が必要でした。この理性を使って過酷な生存競争(例えば合戦や領土争いや権力争い)でも生き抜いていく知識や知恵を身に付けていきました。ビジネスで言うのでしたらマーケット(市場)で生き抜いていくために様々な商品サービスを生み出して充実させて同業他社との差別化を図って優位に立てるのは理性があるから可能なのです。

理性があるから比較競争でも生き抜いて勝ち残っていけるのです!比較競争があるから豊かな社会を作ることができるのです!

比較とは『どちらが優れているのか?』『どちらがダメなのか?』『どちらが正しいのか?』『どちらが間違っているのか?』『どちらが〇〇に値するのか?値しないのか?』…と比べることです。

そして比較すると勝者と敗者が必ず出てきます。誰もが体験してきた学校のテストや内申点・受験・恋愛(好きな子が多くのライバルがいる中から自分を選んでくれるか?)・就職活動・会社に入った後の出世競争、今ではSNS…

ただしその比較をやり過ぎてしまうと問題が出てきます。社会問題もこの心理と大きな関係があります。続いては比較競争をやり過ぎるとどうなるか?を見ていきましょう。

比較競争をやり過ぎるとうつ病?殺人?

比較競争をやり過ぎると、『競争に負けてはいけない。負けると〇〇が起きる』『負けると〇〇が起きて居場所がなくなる、お前なんかいらんと言われる』などと心の中で無意識に強く思うようになります。これを強迫観念と言います。

比較競争を通して人と競争しながら生きて自分の価値や居場所を見出そうとする人が多いのが現実です。

比較競争をやり過ぎてある人は疲れ果てて『どうせ自分には価値がない。価値がない自分なんか居場所がないんだ…ここにいてはいけないんだ…』と思い詰めてしまってうつ病に、ある人は『そうやって俺(私)を無視するのか、だったらもういい!そっちがその気なら未来で復讐して俺(私)の存在を証明してやる!』と東京秋葉原の歩行者天国内で起きた秋葉原連続通り魔事件のような凶悪犯罪に至ることもあるのです。

さらにせっかく何十社もの就活の末に内定をもらって入社してから3ヶ月以内に新卒の10%、3年以内に30%は会社を辞めてしまうほどです。この社会問題も会社内で人と競争しながら自分の価値や居場所を見出そうとするけれども失敗して『どうせ自分には価値がない。価値がない自分には居場所がないんだ…ここにいてはいけないんだ…』という心理に陥ってしまうからです。

この心理は決して他人事ではなく、私たちの誰もが日常生活でやっていることです。

どのようにすればこの心理から抜け出せるのか?解決方法とは?

居場所がないと思い込んでしまう心理の解決方法について迫ります。人によっては『比較をやめることです』とか『自分にしかない付加価値や居場所を見つけましょう』と言います。僕からすれば大正解です。しかしこれらには大きな課題があります。それはそもそも『どういう時に居場所がないと感じてしまうのか?』という自分の感情のプログラムをよく気づいていない・『〇〇だから無意識にやってしまうんだ!』と理解していないということです。この感情のプログラムに気づいて理解していない限り、条件反射的に同じことを繰り返してしまいます。

だからこそ、悩みすっきりカウンセラーである山本記大のような専門技術を持っている人に相談に乗ってもらいながら感情のプログラムについて明確化していくことが大切です。そして感情のプログラムを明らかにして日常生活で意識してコントロールできるようにして心に余裕を作れるようになってから『自分にしかない価値』『自分にとって居場所とは?』という本題に入っていけるのです。

まずは悩みすっきりカウンセラー山本記大の個別相談から受けてみませんか?個別相談を受けることで『居場所がないと思い込んでしまう心理』のあなたに合った具体的な解決方法とあなたの本当に生きたい生き方の答えが見つけられますよ♬

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