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『新年度花見会』とか称して
各地で花見がシーズン真っ只中のところもあるのではないでしょうか?
今日は携わる職業と性格の関係について考えていきます。
職業と性格の関係について
たまたま縁あって紹介で入社した人、内定先の会社の給与体系が良さそうだったから入った人など、
動機はいくらでもあるかと思います。
実は、良さそうと選んでいる職業と性格には深い関係があります。
例えば、
人と関わることがあまり好きではない人は、サービス業では能力を発揮しにくい。
サービス業の中でも、内勤の裏方・事務方の仕事に就いた方がまだ能力を発揮しやすい。
職人と言われる人は、不良欠品がないように間違いのないように
完璧にこなす緻密さと責任感・こだわりを持っている人が多い。
僕の父も某製造業のエンジニアなので、緻密さには人一倍こだわりがあります。
それが影響しているのか、人生のあらゆる決断を求められる場面で慎重でした。
父のエピソードを1つ紹介すると、社内で昨今普及している『iDeCo』の講習会があっても、
業務命令の1つと割り切って他の人が参加するなかで、父が参加することはありませんでした。
このように職業と性格には、関係性が出ることがあります。
仕事のシフトとかで、受付接客に携わることになってクレームに発展する人や
後日企業の公式SNSでマイナスの書き込みをされる人にも、職業と性格の相性はあるのです。
もちろん、大企業と異なって中小零細企業は人材が限られるので、
目の前の仕事に追われている状態では、そうも言ってられないかも知れないですね。
好きと得意は違う これが僕の結論です。
営業と性格は関係あるのか?
企業が永続していくためには絶対欠かせない仕事の1つ、それは営業です。
性格によっても営業の仕方は異なります。
この『性格』の話があるからこそ、営業と相性のいい人、営業を続けることができるかどうか?
営業講座をネットで検索したら、すぐ検索に引っかかるくらいです。SNS広告にも出てきます。
それくらい営業には奥深さがあると教えられるのと同時に、悩み・課題と受け取られています。
同期社員が他にもいる場合、ノルマ競争に駆り立てられることが多いです。
こちらも、同期間でノルマ競争を意識した方が結果を出しやすい人もいます。
競争した方が張り合いがあっていい人は逆境に強くて負けず嫌いな人が多いです。
ノルマ競争よりも、広めたいと思っている商品・サービスを目の前にいるお客さんや会社に
喜んでもらいたいと思っている人も営業のしかたが違うだけで営業そのものには向いています。
長い目で見れば、信頼関係を大事にして長く関わるお得意先を作ることができます。
ただこういう方はノルマ競争が苦手なので、会社の上司や社長の立場の人からすると、
『今月はもう少し営業頑張ってくれよな』と思う場面があるかも知れないです。
今のは一例に過ぎないですが、営業に携わる人の性格によって、やり方・方法の話から
営業をする上で欠かせない考え方・心の大切さまで教え方が違ってくるのです。
営業する以上はお客さん(会社・お店含む)の抱える悩み解決のために具体的な企画立案する力・
時として発想力やアイデアも必要になってきます。
期待や想定を超える企画立案・その実行ができるか?も試されます。
能力を発揮できるか?もありますが、
根本は『目の前の人にどこまで真剣に関わっていけるか?』
真剣に関わっていたら、ヒントやアイデアが出てくるのではないでしょうか?
商品・サービスを売る前に、自分(の人柄・能力)を売るとは、
過去の先人は、よく言うなと思います。
※笑うせぇるすまんの『リストラの男』の話は参考になって面白いですよ。
最後に
自分で働き方改革ができるのか?ですが、
これは今の自分の得意とする部分をはっきり目に見える化することが大切です。
そうすると、強みがあると分かれば自信につながりますし、もっと伸ばせる可能性も見えてきます。
商品・サービスを求めている人がだれか?のニーズ探しも大事になってきますが、
ニーズがあって適正価格で商品・サービスが提供されていても、売るのは『人』。
対応してくれる見込み・既存客も『人』ですので、結局のところ『人』が大事になってきます。
自分にあった職業・職種は必ず存在します。
あとは、それが生計を立てられるレベルで自分と自分の関わる人のために営業できるか?
(声優業は、オーディションに行っても選考結果が出るまで待ちの姿勢なのでこれは例外になります)
もう一点。
得意もありますが、先に例外として述べた声優業は、競争相手が多くて仕事の需給バランスが崩れて
供給過多になっているので、よほど好きでなければ務まらない仕事です。
好きなことを仕事にするか?休日に楽しむ趣味の領域にとどめておくか?
それとも、得意な分野を見つけて結果が出せるようにするか?
あなたは、どう生きたいですか?